昼間なのに、カーテンが引かれたリボーンの部屋。
ベッドとアンティークっぽいクローゼット以外には何も無い、寝るためにあるような部屋。
何も無い部屋の唯一目立つベッドの上で絡み合う二つの肢体。
最初はゆっくり、次第に激しく。
「んっ…そこ…ば…っかり…」
リボーンはツナの洋服を全部脱がせると、幼く見える彼女には少々不釣合いな大きさの胸に顔を寄せていた。
舐めて、甘咬みして、吸い上げる。
マシュマロのような胸は、リボーンにとってとても心地よい手触りで…。
そして、知らない母を想像させるものだった。
ツナが抵抗して、自分の手でリボーンの手を掴んでも、簡単に纏め上げられて、頭上に縫いとめられてしまう。
「ひっ…やぁ!!」
散々胸を弄んでいたリボーンの唇が、ツーっとお腹の上を滑り降りてくる。
その感覚に、ツナの身体が揺れた。
時折舌を出して舐めつつも、リボーンの唇は下へ下へと降りていき、ツナの手を縫いとめていた彼の手も自然と解けていった。
熱に浮かされていたツナも、唇が下腹部に近づくにつれて、羞恥心の方が増してくる。
足を開かされた時には、ツナは思わず大きな声が出てしまった。
「そこやっ!!…ダメ…リボーン」
「解さねぇと、痛いのはお前なんだぞ」
そう一喝される。
リボーンは予め用意しておいたジェルを右の指で掬うと、それをゆっくりとツナの下腹部へと持っていった。
「っ…冷たっ」
ヒヤッとしたジェルが触れる。
「指入れるぞ」
「ぁ…ぅふっ」
ジェルの助けを借りたためか、リボーンの指は抵抗なく、ツナの裡に入っていく。
最初は冷たかったジェルも、ツナの裡に入るとなぜか熱くなっていった。
「リボッ…なんか、ヘン!…ぁ…ぁっぃ…熱いよぉ」
未知の感覚で、ツナの息はどんどんと荒くなっていった。
リボーンの指はどんどん増やされて、結局痛みも無いままに3本もくわえ込んだ。
「ツナ…よく聞けよ」
「ぁ?」
リボーン自身もそろそろ我慢の限界という所。
しかし、彼には言っておかなければいけないことがあった。
ツナがトロンとした目で彼を見る。心はそこにあらずといったかんじだ。
「ツナ…俺はいつでもお前の見方だ。お前のためだけに存在する。だから…」
「死ぬ気で生きろ」
「あぁぁっ!!」
繋がる瞬間はさすがにツナも悲鳴を上げた。
「っ…息しろ」
息ができずにツナの口が魚のようパクパクする。
リボーンは一端自身を埋めきると、ツナの呼吸が整うまで待った。
彼自身もかなりキツイ状況だったが、愛しい女のために我慢した。
ツナの呼吸が正常に戻ると、ゆっくりとリボーンが動き出す。
「リボーン」
「ここにいる」
「ぁ…っ…リ…ボッ!!」
「ツナっ」
名前を呼ばれて、手を繋ぎ。
名前を呼ばれて、彼女に口付けをする。
「リボーンッ…好きぃ」
「くっ」
喘ぎ疲れた掠れ声で、手をリボーンの背中に回したツナが言う。
あまりの可愛い反応に、リボーン自身がこらえがきかずに、彼女の腹の上に白濁をこぼした。
腹部の濡れた感覚と、リボーンの上気した顔を見てツナは思わず…。
「…き…気持ち…良かった??」
と、肩で息をしながら聞く。
しかし、彼女は達していない。
「…あぁ…次はお前を天国に連れてってやる」
「?」
気まずそうな顔で、リボーンが呟いた。
「死ぬ気で生きろ」