閉じ込める5題



注意
以前拍手の方で2回ぐらい書いた、軍人アスとアカデミー生イザの話の続きみたいなものです。
しかし!!微妙に繋がっているようで、繋がってません。
まぁ、このまま読んでもかまいませんし、拍手を読んでからでもOKだと思います。
拍手を読むと、何でイザがこんな状況なのか…てのが判るかも??





感覚はあるのに、体が動かないなんて地獄のようだ。
体の上を好き勝手に動き回る大きな手。
這う舌の感覚はとてもリアル。
なのに…
蹴り飛ばしたくても動かない足。
引き剥がしたくても動かない手。
声も布で口を塞がれてしまっては、くぐもったものしか出ない。


「本当に綺麗だね。ココも…」
「んぁ!」
二人が横になるには小さい応接室のソファ。
アスランは、イザークのもっと奥深くを暴くために、彼女の右足をソファの背もたれに乗せた。
短いスカートがめくれ上がる。
イザークの白い太腿が、アスランの目の前に晒された。


「真っ白だね」
アスランはイザークの右足を下から上になで上げる。
そしてそのまま、彼女の最後の砦を崩しに掛かった。
「んーーー!!!んあぁぁ!!」
さすがにその時はイザークも渾身の力を込めて声を出し、体を動かそうとした。
しかし、それなりの声は出ても、やはり体は動かなかった。
「ふっ…そんな声だしたって、外には聞えやしないよ」
アスランはそう残酷に言い放ち、イザークのスカートを完全にめくり上げる。
真っ白な下着は腰で紐を結ぶタイプで、アスランはためらいもなく、両方の腰の紐を外した。
誰にも見せたことの無い場所が空気に触れて、イザークの目から涙がとめどなくあふれてきていた。
「痛くはしないように努力はするよ」
アスランは、銀色の茂みを掻き分けて、右手の人差し指をイザークの開かれていない入り口に差し入れようとした。
飲ませた薬は体を動かないようにする筋弛緩剤のようなもの。
力も入らないはずなのに、そこは指一本さえ拒んだ。


「もしかして、処女?」
「っ…」
イザークの目が閉じられる。
アスランはそれを肯定と受け取った。
「誰のものでもない君を抱けて、自分のものに出来るなんて…最高だよ。痛くしないって言ったからね…ゆっくり慣らそう」
触れていた右手をアスランは自分の唇に持っていき、ぴちゃっと音を立ててその人差し指を舐める。
しとどに濡れたその指を、またイザークの入り口にもっていき、今度はためらわず、挿しいれた。
痛いのか、イザークの目が見開かれる。
「ぁうっ…あぁっ」
「狭いね。指が千切れそうだ、でもすぐに慣れるよ」
最初はゆっくり出し入れし、段々のすべりが良くなったところで、アスランは一端人差し指を引き抜いた。


「もう1本増やすから」
人差し指に中指を添えて、またイザークの中に挿し入れる。
ゆっくりと、中を解きほぐし、最後は4本にまで挿入する指を増やした。
その間、イザークの顔はゆがみ、うめく声も弱くなっていった。


指を増やすたびに狭かった内部も、アスランの動きにゆっくりと慣れ、次第に水音を響かせるようになってきた。
イザークの口からも、苦痛やうめきとは違う声が出始めていた。
「ぁ・・・ぅん…ふっ…あぁ!」
4本の指がバラバラに中で暴れ、中の丁度上を擦ったとき、一際艶やかな声がイザークから上がった。
「ここ?」
「んっ…んぅ」
違うと硬くなに目を閉じるが、アスランは狙ったようにその場所を指で擦った。
「むっ…はぁっ…ぁ…あっ…」
「すごい、あふれてくるよ」
水音が増して、アスランの右手がイザークの愛液でテカテカと光ってくる。
「一度イって」
「うくっっっ!!」
イザークの感じるところを擦り続けると、彼女は少しの悲鳴をあげ、達した。
アスランの指が内部で締め付けられ、それでもアスランは指を動かすのを少しの間止めなかった。
それは、きつ過ぎる快感で、どっとイザークから愛液を溢れさせる。


「はぁ…ぁ…はっ…」
口を塞がれた布のせいで、上手く呼吸すらできない。
イザークは、必死に息を吸い込んだ。
それを見つつ、アスランはズルっと4本の指をイザークの中から引き抜いた。
それすら感じてしまうらしく、まるで行くなというように、アスランの指を離さないよう内部がうごめいた。
「もっといい物をあげるさ」
びちゃびちゃに濡れた指を、イザークの目の前に持っていきそう言う。
「大分感じてたみたいだな…こんなに濡れてる」
濡れた手を、アスランは舌を出して舐め取った。
「イザークも舐める?とても甘くて、美味しいよ。息が辛そうだし…そろそろ、猿轡も外そうか」
口を覆っていた布を外して、アスランは開いた口に、右手の人差し指と中指を入れた。

口だけは動かせた。

ぶちっと肉が切れる音がして、さすがのアスランも、痛みで手を引いた。
「っ…いい度胸だな」
「はぁ…はぁ…くそっ…やめろ!!」
アスランの指を噛んだときに出た血が、イザークの唇からたれている。
なんとか虚勢を張って、イザークが暴言を吐く。
「まだそんな元気があるなら、もっと楽しめそうだね」

ジジッっとチャックが降りる音がする。
「やっ…やめっ!!」
「さぁ…お仕置きだ。折角優しくしてやろうと思ったのに…」



「あやっ…あぁぁっぁぁ!!!」
指よりももっと太くて、硬くて、熱いものが、なんのためらいもなく、イザーク中に深々と突き刺さった。
内部を引き裂かれる痛みで、薬の効果が切れたのか、イザークの動かなかった体が小刻みに震えた。
彼女の右足は、ソファの背もたれにあり、左はアスランに抱えられ、のしかかられる重みで、グズグズとアスランのものが中に入ってくる。
「痛そうだ…血が出てる」
中まで入れたものを、一度途中まで引き抜くと、アスランのものに血がまとわりついていた。
「これで、君は俺のものだ…」
「いたぃ…ぁぅ…うっ…」
「お仕置きだからね…でも、すぐに良くなる。動くぞ」
「いやぁぁっ」


血のすべりを借りて、アスランはイザークの中を動く。
初めてのイザークにも容赦なく、奥まで突いてはギリギリまで引き抜き、そしてさらに奥へと自分の体を推し進めた。


ぐじゅっぐじゅっと音がする。
内臓が押し上げられる感覚に、イザークは意識が飛びそうになるが、下腹部の痛みがそれをさせてくれない。
「っ…出すから」
「ぁ…ふっ…やっ…」
どんどん早くなる腰の動きとアスランの一言。
「中に…出すよ。俺の…」
悪魔のような顔で微笑む。
イザークは一瞬何のことだか判らなかったが、中で…という言葉で暴れだした。
「嫌だ!!ヤダ…それだけは…いやぁぁぁ!!」
「オレのにするって…こういう意味だろ?ほら、感じて…締め付けてくれよ。俺がイケないだろ?」
アスランの片手が、イザークの敏感な部分に這わされ、動く。
痛いだけだった行為なのに、さっきと同じような浮遊感。
気持ちいいはずなどないのに…からだが勝手に反応する。


「あっ…あんっ…んっ・・・ふぁ・・・っ」
「上手い具合じゃないか。気持ちがいいんだ?」
「ちがっ…ぁぁ…やだ…もっ…そこ、だめっ…さわ…らない…ぁぅ…きゃう!」
段々とイザークの感度が上がり、ただきつくて狭かった内部が、段々と感じることで動くようになってくる。
より深く突き上げて、アスランの手がイザークの敏感な部分をより強く擦った時、イザークが先に達した。
「いやぁっ…あぁぁぁ!!」
「っ…」
イザークの体がビクビクと痙攣し、中にあるアスランを食いちぎらんばかりに締め付けた。
流されるように、アスランもイザークの内部で達する。
最後まで出し尽くすために、二三度体を揺らすと、イザークも気を失いつつ、内部だけは蠕動した。

アスランは自分の額からつっと流れた汗を手で擦り、持ち上げたままだったイザークの左足をソファに降ろして、
自分自身をイザークの内部から引き抜いた。
血と精液がどろどろと溢れ出て、革張りのソファをぬらす。


「少々遊びが過ぎたか…始末して、帰るとするか」
イザークを少しだけずらし、持っていたハンカチで後始末をして、それを近くにあったゴミ箱に投げ捨てる。
今一度服装を整えて、アスランはズボンのポケットに入れてあった携帯で部下に連絡をした。


『アカデミーの裏に車を一台。…あぁ、話はつけるさ。もう一度理事に連絡する。え?…本人には承諾済みだよ。
喜んで俺の秘書になるってさ…じゃぁ、急いで』
ぷつっと電話を切り、イザークを見る。
涙に濡れた顔もまた美しい。

「俺の…」

車が付いたと連絡が来るまで、アスランは飽きもせずにイザークの姿を眺めていた。





01:手に入らないものなら、いっそ奪うまで






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